一筆啓上仕候。益御安泰可レ被レ成二御座一
会し、国家ニ心配仕候人
ハ後藤象次郎、福岡藤次郎、佐々木三四郎、毛利荒次郎ニて、中ニも後藤を以て第一の同志致し、天下の苦楽を共ニ致し申候。御安心可レ被レ遣候。余事拝顔の時、万
申上候。恐惶謹言。六月廿四日
直柔
権平様
左右
追白
此度ハ取急候間、何もくハ敷ハ申不レ遣候。京地の勢ハ大勢帰国仕候ものに御聞可レ被レ遣候。
私先頃
手尽し候ものから其まゝニさしゆるし候事ニ仕候。皆人の申候ニハ、此龍馬が船の論
再拝。
会し、国家ニ心配仕候人
ハ後藤象次郎、福岡藤次郎、佐々木三四郎、毛利荒次郎ニて、中ニも後藤を以て第一の同志致し、天下の苦楽を共ニ致し申候。御安心可レ被レ遣候。余事拝顔の時、万
申上候。恐惶謹言。
手尽し候ものから其まゝニさしゆるし候事ニ仕候。